今日はちょっと違うぜ。本気で書きます。
2005年10月28日いろんなところでライブマナーについて論議が繰り広げられる中、私はここであまりそのことに触れずにいました。
っていうのは、私自身ライブに行った時の自分の行動に反省するべき点があって、それについていろいろ考えてて、それがうまくまとまんなかったから。
私の反省するべき点。エルレのライブで起きたできごとと、それに関する自分の行動について。
入場して、その時点での最後列に並びました。だんだん自分の後ろにも人が並び始めて、ちょっとずつ詰めて。で、その状態だと人と人との間はほんの僅かしかないんです。結構くっ付いてる感じ。
「早く始まんないかなぁ〜w」とかウキウキドキドキして待ってたそのとき。
横から強く押されました。人が割り込んで入ってきたんです。ちっこい女の子(しかも下は制服、ミニスカート)。で、だいぶ押されたんで周りはヨロヨロして、ちょっとバランス崩れたらそれこそ将棋倒しになっちゃうんじゃないかって感じで。「なになに!?この子なに!?」と少し混乱していると、2〜3列目くらいにいた男の子たちが、その子の腕を引っ張って、自分たちの輪の中に入れようとしてたんです。
私、その子のすぐそばにいました。「危ないからそういうことやめてください」って言える十分な距離、十分な時間。でも言えなかった。その数人の自己中心的と言える行動に腹を立て、自分の、そして周りの人たちの身を案じつつも、言えなかった。
「自分が注意して、この子と仲間の男子が怒り出してゴタゴタにでもなったら、周りも自分も危ないし」とか思っちゃって。怖かった。どうしたらいいのか一番いい答えが見つからなくて、あと一歩が出なかった。
あのとき、私が注意していたらどうなってたんだろう。あのとき、注意しないことで、何がどのくらい悪いほうへ変わったんだろう。
ライブは最高に楽しかったです。でもライブ終わってからも、正直どこかモヤモヤしたものがありました。
こういうとき、どうしたらいいのかなとかずっと考えてて。
で、自分なりに出した答えが「言うべきだった」ってこと。今でもすごく後悔しています。あのとき自分が言っていれば、そこで周りの不快感は治まったかもしれない。あの子も納得して、それ以後そういうことしなくなったかも知れない。私のすぐ後ろの子達が、「超マナー悪くない?今まで行った数々のライブの中で一番最悪なんだけど」と、大きな声で言っていました。私は俯くだけ。ただの傍観者になってしましました。
反省してます。これからは、なるべくソフトに、ちゃんと言うべきことは言おうと思います。それがライブをよりよくするための手だと思うから。
こんなこと心では分かってたはずなのに、実際自分がそういう場面に遭遇すると言えないもんでした。
皮肉にも、こうしてひとつ学びました。
あとひとつ言いたい。細かいことになるんだけど。
何のための整理番号?確かに入っちゃえば、モッシュの流れに乗って前のほうに行こうが後ろで見ようが自由だけど、人を無理に押しのけて、卑怯な手を使ってでも前に行こうとするのはどう考えてもモラルに反することなんじゃないの?モッシュって何なわけ?何のためにやってんの?自分が前に行くためじゃないよね?そんな周りに敵対心むき出しで、人に無駄に苦しい思いさせていいわけないじゃん。楽しいわけないじゃん。
そういうことってライブマナーの前に人としてのマナーでしょ?
撮影・録音行為も同様ですよね。もうこれはさ、常識的に考えて立派な犯罪なんだよ。撮って、録音して、それをどうするつもり?友達に見せて、聞かせて自慢でもするわけ?思い出作り?あとで見て、聞いて思い出すため?
好きだからライブ見に来てるはずなのに、どうしてその好きな人の権利を傷つけるようなことができる?どうしてその人の気持ちを欺くようなことができる?
基本的なこと、そして絶対守んなきゃいけないことはチケット裏にも書いてあるし、会場で必ずスタッフさんから言われるはず。「聞いてなかった」「読んでなかった」とは言わせないよ?
誰にでも「最初」ってのはありますよね。間違いだってあります。繰り返して学んで慣れていくものなんですよね。今回の私みたいに。
私が言いたいのは、その「最初」に対する姿勢に関してです。
ライブは自分だけでなく、周りの人だって大勢います。自分ひとりですることなら、初めてでも何も知らなくても構わないかもしれない。
でもライブでは、最低限知っておかなくてはいけないとこがあるんですよね。人が周りにいます。初めてなら初めてなりの対応ができるはずです。
あとは想像力。人がいっぱいいて、体が密着して、動き回って汗かいて。するとどうなるか。簡単ですよね。そうやって服装とか化粧とか髪型とか、そういう外的なことから分かってきますし。
ライブってすごく楽しい、遊びとか開放って感じの空間だけど、でもそれだけじゃないですよね。こんな重い言い方したくないけど、ライブチケットを手にした瞬間から、私たちは客としての「責任」ってもんも手にするんだと思います。これは私が感じたリアルな事実です。ライブがどんなものなのかとか、やっていいこと・悪いことの分別とか、そういう基本的なことを学ぶ必要があると思います。これはもう義務。やんなきゃいけない、周りと自分を守り迷惑かけないためにも、最高に楽しむためにも。
とは言っても、ライブマナーって、決して特殊で小難しいことではないと思います。これやったら痛いよねとか、これやったらまずいよねっていう、ホント基本的なことだと思います。むしろ社会で生きていくほうが難しい決まりがあふれてる気がする。ライブマナーは人として、周りを思いやること・自分を大切にすることから始まってるんだと思います。
それを忘れた結果、悲しい苦い出来事がたくさん起きてしまってます。自分だって嫌な思いしたくないし、そうすると周りにも嫌な思いさせたくないですよね。人に嫌な思いさせて喜ぶ人っていないです。それに自分の好きなアーティストを怒らせたり悲しませたりしたくないですし。アーティストに直接ここをこうしろそこをああしろ、あれはやめろこれはするなって言わせたくないですよね。言っても言われてもいい気持ちはしません。ライブ見に行ってるからには最高のファンだって思ってもらいたい。
だから、今こうして多くの人が協力して、ライブをよりいい形に仕上げていこうよ、皆楽しく過ごすためのことを頑張ってしようよっていう動きはすごく素敵だと思います。
私も改めて自分のライブに対する姿勢を見直し、まずは自分が立派にやっていきたいと思います。
あぁ・・・まとまってないなぁ。
今日は友達の相談に乗って。そこで思ったのが、「私、変わったな」ってこと。なんか前よりかなりポジティブになってると思う。ポジティブっつーかただのオプティミストなのかも知れませんが(笑)
でも、それはなんでかな?って考えたとき、一番でかい原因として頭に浮かんだのが音楽でした。音楽そのものっていうのもあるけど、もっとでかいのが音楽を作り出す「人」の存在。私のひねくれた考え方を、シンプルに楽にしてくれたと思う。
友達に言われました、「幸枝はすごいよ。ほんとポジティブだね」って(笑)
それと、「幸枝の言葉ですごく楽になった」とも。すごい嬉しかったなぁ。
そんな日。
脈絡ないけど、今日はこれで。
っていうのは、私自身ライブに行った時の自分の行動に反省するべき点があって、それについていろいろ考えてて、それがうまくまとまんなかったから。
私の反省するべき点。エルレのライブで起きたできごとと、それに関する自分の行動について。
入場して、その時点での最後列に並びました。だんだん自分の後ろにも人が並び始めて、ちょっとずつ詰めて。で、その状態だと人と人との間はほんの僅かしかないんです。結構くっ付いてる感じ。
「早く始まんないかなぁ〜w」とかウキウキドキドキして待ってたそのとき。
横から強く押されました。人が割り込んで入ってきたんです。ちっこい女の子(しかも下は制服、ミニスカート)。で、だいぶ押されたんで周りはヨロヨロして、ちょっとバランス崩れたらそれこそ将棋倒しになっちゃうんじゃないかって感じで。「なになに!?この子なに!?」と少し混乱していると、2〜3列目くらいにいた男の子たちが、その子の腕を引っ張って、自分たちの輪の中に入れようとしてたんです。
私、その子のすぐそばにいました。「危ないからそういうことやめてください」って言える十分な距離、十分な時間。でも言えなかった。その数人の自己中心的と言える行動に腹を立て、自分の、そして周りの人たちの身を案じつつも、言えなかった。
「自分が注意して、この子と仲間の男子が怒り出してゴタゴタにでもなったら、周りも自分も危ないし」とか思っちゃって。怖かった。どうしたらいいのか一番いい答えが見つからなくて、あと一歩が出なかった。
あのとき、私が注意していたらどうなってたんだろう。あのとき、注意しないことで、何がどのくらい悪いほうへ変わったんだろう。
ライブは最高に楽しかったです。でもライブ終わってからも、正直どこかモヤモヤしたものがありました。
こういうとき、どうしたらいいのかなとかずっと考えてて。
で、自分なりに出した答えが「言うべきだった」ってこと。今でもすごく後悔しています。あのとき自分が言っていれば、そこで周りの不快感は治まったかもしれない。あの子も納得して、それ以後そういうことしなくなったかも知れない。私のすぐ後ろの子達が、「超マナー悪くない?今まで行った数々のライブの中で一番最悪なんだけど」と、大きな声で言っていました。私は俯くだけ。ただの傍観者になってしましました。
反省してます。これからは、なるべくソフトに、ちゃんと言うべきことは言おうと思います。それがライブをよりよくするための手だと思うから。
こんなこと心では分かってたはずなのに、実際自分がそういう場面に遭遇すると言えないもんでした。
皮肉にも、こうしてひとつ学びました。
あとひとつ言いたい。細かいことになるんだけど。
何のための整理番号?確かに入っちゃえば、モッシュの流れに乗って前のほうに行こうが後ろで見ようが自由だけど、人を無理に押しのけて、卑怯な手を使ってでも前に行こうとするのはどう考えてもモラルに反することなんじゃないの?モッシュって何なわけ?何のためにやってんの?自分が前に行くためじゃないよね?そんな周りに敵対心むき出しで、人に無駄に苦しい思いさせていいわけないじゃん。楽しいわけないじゃん。
そういうことってライブマナーの前に人としてのマナーでしょ?
撮影・録音行為も同様ですよね。もうこれはさ、常識的に考えて立派な犯罪なんだよ。撮って、録音して、それをどうするつもり?友達に見せて、聞かせて自慢でもするわけ?思い出作り?あとで見て、聞いて思い出すため?
好きだからライブ見に来てるはずなのに、どうしてその好きな人の権利を傷つけるようなことができる?どうしてその人の気持ちを欺くようなことができる?
基本的なこと、そして絶対守んなきゃいけないことはチケット裏にも書いてあるし、会場で必ずスタッフさんから言われるはず。「聞いてなかった」「読んでなかった」とは言わせないよ?
誰にでも「最初」ってのはありますよね。間違いだってあります。繰り返して学んで慣れていくものなんですよね。今回の私みたいに。
私が言いたいのは、その「最初」に対する姿勢に関してです。
ライブは自分だけでなく、周りの人だって大勢います。自分ひとりですることなら、初めてでも何も知らなくても構わないかもしれない。
でもライブでは、最低限知っておかなくてはいけないとこがあるんですよね。人が周りにいます。初めてなら初めてなりの対応ができるはずです。
あとは想像力。人がいっぱいいて、体が密着して、動き回って汗かいて。するとどうなるか。簡単ですよね。そうやって服装とか化粧とか髪型とか、そういう外的なことから分かってきますし。
ライブってすごく楽しい、遊びとか開放って感じの空間だけど、でもそれだけじゃないですよね。こんな重い言い方したくないけど、ライブチケットを手にした瞬間から、私たちは客としての「責任」ってもんも手にするんだと思います。これは私が感じたリアルな事実です。ライブがどんなものなのかとか、やっていいこと・悪いことの分別とか、そういう基本的なことを学ぶ必要があると思います。これはもう義務。やんなきゃいけない、周りと自分を守り迷惑かけないためにも、最高に楽しむためにも。
とは言っても、ライブマナーって、決して特殊で小難しいことではないと思います。これやったら痛いよねとか、これやったらまずいよねっていう、ホント基本的なことだと思います。むしろ社会で生きていくほうが難しい決まりがあふれてる気がする。ライブマナーは人として、周りを思いやること・自分を大切にすることから始まってるんだと思います。
それを忘れた結果、悲しい苦い出来事がたくさん起きてしまってます。自分だって嫌な思いしたくないし、そうすると周りにも嫌な思いさせたくないですよね。人に嫌な思いさせて喜ぶ人っていないです。それに自分の好きなアーティストを怒らせたり悲しませたりしたくないですし。アーティストに直接ここをこうしろそこをああしろ、あれはやめろこれはするなって言わせたくないですよね。言っても言われてもいい気持ちはしません。ライブ見に行ってるからには最高のファンだって思ってもらいたい。
だから、今こうして多くの人が協力して、ライブをよりいい形に仕上げていこうよ、皆楽しく過ごすためのことを頑張ってしようよっていう動きはすごく素敵だと思います。
私も改めて自分のライブに対する姿勢を見直し、まずは自分が立派にやっていきたいと思います。
あぁ・・・まとまってないなぁ。
今日は友達の相談に乗って。そこで思ったのが、「私、変わったな」ってこと。なんか前よりかなりポジティブになってると思う。ポジティブっつーかただのオプティミストなのかも知れませんが(笑)
でも、それはなんでかな?って考えたとき、一番でかい原因として頭に浮かんだのが音楽でした。音楽そのものっていうのもあるけど、もっとでかいのが音楽を作り出す「人」の存在。私のひねくれた考え方を、シンプルに楽にしてくれたと思う。
友達に言われました、「幸枝はすごいよ。ほんとポジティブだね」って(笑)
それと、「幸枝の言葉ですごく楽になった」とも。すごい嬉しかったなぁ。
そんな日。
脈絡ないけど、今日はこれで。
コメント